『ケヤキブンガク』3号の訂正に関するお知らせ

本誌204ページ及び206ページの書評コーナーで、小池真理子著『神よ憐れみたまえ』の発売元が講談社となっていますが、正しくは新潮社です。訂正してお詫び申し上げます。また、ご迷惑をおかけした小池真理子氏と新潮社の編集担当の方々にも謹んでお詫び申し上げます。今後このような間違いが起きないよう、細心の注意を払っていく所存です。引き続き『ケヤキブンガク』をよろしくお願いいたします。

編集部

『ケヤキブンガク』5号
(水曜社)
2024年10月30日刊 
好評発売中

*森雪之丞ロングインタビュー
「メロディを脱ぎ捨てた詩の世界で、言葉に命を吹き込む」

歌謡曲、「CHA-LA HEAD-CHA-LA」(「ドラゴンボール」の主題歌)などのアニソン、ミュージカルやオペラの楽曲など2400曲もの作詞を手掛けてきた作詞家・森雪之丞。作詞家生活40周年を迎えたという。多才な音楽活動の原点には、音楽を離れた詩そのものの世界がある。いかに言葉の中に命を吹き込み、言葉そのものを立体化していくかに頭を悩ませるという。
詩人、森雪之丞に迫るロングインタビュー。

*ミュージカル『SONG WRITERS』戯曲 全編一挙掲載
2013年に初演が行われ、長らく再演が望まれていたミュージカル『SONG WRITERS』。東京公演は2024年11月6日から28日まで、12月からは大阪、名古屋公演も行われる。
森雪之丞(作・作詞・音楽プロデュース)による軽快にしてスタイリッシュなセリフと音楽が織りなす舞台を活字で読む。

*小特集 『異人たちとの夏』再訪
昨年この世を去った山田太一(脚本家・小説家)追悼特集。
イギリス人監督アンドリュー・ヘイによる、『異人たちとの夏』翻案の映画『異人たち』が公開され、世界的に好評を博した。山田太一は、人と人との結びつきを大切にする昭和の時代を描くものだった。いまの日本人が忘れかけている過去とのつながりを思い起こさせてくれる『異人たちとの夏』を再読する。

この他、詩、小説、エッセイ、書評、絵本評など。